うつ病は、軽度から重度まで症状の幅があり、多くの方は外来治療で回復されます。しかし、以下のようなケースでは、安全確保や集中的な治療のために「入院」が必要になることがあります。
入院治療の主な目的は、以下の3点です。
当院では、以下の流れで入院治療を行っています。
当院の精神科病棟では、以下のような治療を行います。
個人差がありますが、うつ病の入院期間はおおよそ2〜4週間程度が一般的です。
状態によってはさらに長期になることもありますが、退院後の外来治療にスムーズにつなげることが目標です。
精神科の入院には、健康保険、公費(自立支援医療制度など)、限度額適用認定証の利用により、自己負担が軽減されます。一般的な自己負担額は月額1万〜3万円程度が目安です。
ご家族の理解と支援は、うつ病からの回復において非常に重要です。
入院中は面会の可否や頻度、退院に向けた調整など、ご家族とも丁寧に情報共有・相談を行います。
退院後は、定期的な通院による薬の継続とカウンセリング、生活リズムの維持が大切です。
当院ではデイケアなど、地域でのサポート体制も整えています。
「入院が必要かどうか分からない」「家族を説得できない」など、不安や悩みがある方はお気軽にご相談ください。
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