入院中のリハビリテーション | 心臓リハビリ・作業療法・嚥下体操

リハビリテーション

入院中のリハビリテーションについて

田村病院では、精神科治療とあわせて、患者様の心身の機能回復や生活機能の維持を目指したリハビリテーションに力を入れています。高齢の患者様や認知症をお持ちの方にも対応したリハビリを提供し、入院中の生活の質の向上、退院後の生活への円滑な移行を支援しています。

1.心臓リハビリテーション

心臓病をお持ちの患者様に対しては、医師の指示のもと、専門スタッフによる心臓リハビリテーションを行っています。運動療法や栄養指導、生活指導を通じて、心肺機能の維持・改善を図るとともに、再発予防と日常生活への復帰を目指します。

2.作業療法

作業療法は、日常生活に必要な動作や作業活動を通じて、心と体のバランスを整えるリハビリです。田村病院では、精神疾患や認知症を持つ方の生活機能を維持・向上させるために、体操や手工芸など、幅広いプログラムを実施しています。社会的な役割の再獲得や、集団活動による意欲の向上も期待されます。

3.回想法

回想法は、リハビリの一環ではありませんが、認知症の方への心理的・情緒的な支援として、当院でも積極的に取り入れています。昔の写真や音楽、思い出の品物などを使って、過去の記憶を呼び起こすことで、自尊心の向上、不安の軽減、情緒の安定を図ります。スタッフとの対話を通じて、患者様の表情や言葉に変化が見られることもあり、ご家族にも好評をいただいています。

4.嚥下体操

高齢者や認知症の方に多く見られる「嚥下障害(飲み込みの困難)」に対しては、誤嚥性肺炎の予防を目的に、嚥下体操を実施しています。発声や首・舌・頬などの筋肉を動かす運動を、日々の生活に取り入れることで、食事中のむせを防ぎ、安全な食生活を支援します。

まとめ

田村病院では、単なる入院治療にとどまらず、患者様一人ひとりに寄り添い、心と体の回復を多角的に支援する体制を整えています。リハビリテーションは、回復の第一歩であるとともに、再発予防や社会復帰にもつながる重要な取り組みです。

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